Englandあちこち   湖水地方編
今回は湖水地方編です。コッツウォルズを離れてシェークスピアカントリーを見物し、途中シュルーズベリーやチェスターなどの中世都市に立ち寄りながら湖水地方に入りました。








 <ヒルトップにて>      4号
湖水地方といえばベアトリックス・ポター抜きに語れない。晩年彼女が農場経営したこのあたりは、ピータ・ラビットの絵本そのもの風景が広がる。景観をそのまま維持する。それが財産をナショナルトラストに遺贈した条件であったそうな。
                               <エスウエイト湖>      2号
ポターがもっとも愛した風景の一つがここ。湖畔でピクニック・ランチを摂っていると、白鳥が近づいてきて、尻を突かれた。餌をくれと催促しているらしい。優雅に泳ぐ姿からは想像できない態度に変身する。
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                                     <ダヴ・コテージ>    
湖水地方を代表するもう一人の人物、詩人ワーズ・ワースの居宅がダヴ・コテージ。観光客が後を絶たない。
                <ライダル湖>    2号
湖というより沼といった印象。ワーズ・ワースが晩年を過ごしたライダル・マウントから静かな佇まいが眺められる。
                <グラスミア湖>    2号
アンブルサイドへの途中にあった駐車場で車を止めたら、ライダル湖とグラスミア湖を結ぶ散歩道があったので歩いてみた。初日に泊まった宿は、画面左の山向こうのラングデール。映画ミス・ポターのスタッフが宿泊したという快適な宿であった。
               <ブリッジ・ハウス>    4号
アンブルサイドは珍しく雨だった。街中を流れる小川に17世紀に建てられたといブリッジ・ハウスがあり観光名所の一つ。しかし、何の目的でこの小さな小屋が建てられ、大切に保存されてきたかは謎である。どう考えても思いつかない。どっちでもいいことではあるが気になる。
           <ザ・ヘルム>    2号
3日間過ごしたB&Bのすぐ近くにある広大な面積を占める丘陵地ザ・ヘルム。向こうにはケンダルの古い町が見えている。毎朝歩きまわったが、様ざまな人が散歩したり走ったり自転車を漕いだりしている。そして羊もいっぱい居る。施設は何もなく、ベンチがところどころあるだけ。公園とも違うようだ。これはなに?
             <チェスター大聖堂>    2号
湖水地方への途中、チェスターに立ち寄った。大聖堂は素晴らしく、修道院の食堂がそのままキャフテリアとして使われていた。ハイテーブルも残されていて、あそこにどんな人物が座っていたかなどと想像しながら食事を楽しんだ。街中は中世の建物がよく保存されていて見飽きない。
<シュルーズベリー・アベイ>  2号
今回の旅の目的の一つはここシュルーズベリー。一泊して歩きまわる。ここは、知る人ぞ知る小説「修道士カドフェル」の舞台になったところ。街や城は比較的中世の佇まいが保たれているが、聖堂の右側にあったはずの大修道院部分は取り壊されている。かなしいことに道路と駐車場になっていた。それでも聖堂内の聖女ウニフィレッドの祭壇跡を見つけ記念撮影で気を紛らす。