2010年 秋景色
今年の農産物は全くの不作、異常気象のせいにして嘆いていますが、紅葉シーズンも大幅に狂っています。適当に見当をつけて出かけてみました。
                               <八ヶ岳高原>      4号
遠くの尾根は杣添尾根で、登った先は昨年苦労した横岳となる。もう登れないだろうと感傷的気分で眺めた。
この絵にはウソが一箇所あります。分かりますか? といっても、絵は考えようによってはウソのかたまりみたいなものですが。
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                                     <甘藷試作跡の石碑>    2号
信州の日向山に向かう途中に小石川植物園に立ち寄る。ここに青木昆陽がさつま芋の栽培を始めた記念碑が立っている。芋の形をしているのがご愛嬌。後ろはカマクラヒバの巨木。右手の赤い屋根は小石川療養所の井戸跡、ということは赤ヒゲの活躍した場?
                <小石川植物園 日本庭園>  2号
イチョウの大木から実が沢山こぼれている。それを拾っていたおばさんが、「元にも戻して」と職員に言われて困っていた。ここは東大が管理しており、学術的な調査目的以外は採種不可とのこと。それにしても、一粒づつ元にもどせとはひどい。
                <日向山山頂>    2号
甲斐駒の展望台で有名な日向山に登る。残念ながらガスっていて展望はきかなかったが、山頂には異様な風景が広がる。まるでスキー場の上に出たような感じ。真っ白い砂と岩の世界。天気のよい日に再訪したい。
               <熱海梅林の紅葉>    2号
町内会の親睦行事、バスによるミステリーツアーというのに参加した。最初は熱海梅林、隠れた紅葉の名所だそうな。
             <熱海梅園 三つ樟>    2号
梅園を作ったとき(M19年)直径40cmだったものが大きくなり、梅の木を痛めるということで胴切りしたそうである。その後3本のヒコバエが育って三つ樟(楠)と名づけられたとある。元の根をみるとさしわたし数メートルはある。クスノキの成長力おそるべし。
<中伊豆のワイナリー>  2号
ここは巨峰の誕生地だそうである。知らなかった。結婚式場(右手の建物)も併設されている。無料試飲コーナーには人が群がっているがワインを買い求める人は僅か。それでも気がひけるのか安い土産を買う人で売店自体は賑わっている。商売も厳しい。
<修善寺のもみじ林>  2号
修善寺にあるから行くようなもの、小規模な林。もみじもそれなりに楽しめるが立派な赤松が多い。
以上バスツアーでした。
<藤沢市大庭のケヤキ並木>     2号
畑の通い道である。ケヤキは個体差がかなりあり、色合いの変化が面白い。ただ、描きに行ったころは紅葉も終わりのころで、その面白味に欠けていた。
<藤沢市大庭の田んぼ>   2号
引地川沿いに豊かな田園風景広がる気分のよいところ。多分この辺り大庭御厨のあったところではないかと思う。平安期から、どこかの寺社か天皇家へのコメの供給地として続いてきたわけで、そう思うと藁ぼっちにも品位が感じられる。