2010 冬景色
昨年末からの冬景色です。特にテーマはありません。あちこちの冬景色を描いてみました。
                               <笠岳と妙高山>      2号
万座温泉に湯治にでかけ、余りの好天に誘われ膝の痛みも忘れてスキーをはき、万座山まで上る。日本海まで見られそうな素晴らしい展望を楽しむ。
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                                     <四阿山>    2号
同じく万座山から四阿山(アズマヤサン)方面を望む。四阿山は百名山の一つ。ここに登った頃は元気だったなと、少し感傷的になる。この景観を眺めるにはリフトで上らないと望めない。ということはスキーをはかないといけない。麓では退屈しているジジババが沢山いるのだからバカな話しである。景観という財産をもっと活用すべきではないだろうか。関係者の知恵に期待したい。
                <シャクナゲと唐松>    4号
部屋の窓から大きな唐松が見える。急な斜面にはシャクナゲがあちこちに生えている。しかもかなり大きい。この下は川になっていて、万座の硫黄泉が湯気をあげて流れている。この環境下によく頑張っている。シャクケナゲと名づけたい。
                <草津 天狗山ゲレンデ遠望>    2号
万座に入る時、六合村から草津温泉を経由するルートを通った。数日来の気温上昇で周囲はすっかり春の気配。ロマンチック街道も雪などなく、スタッドレスタイヤがむなしく磨り減っていく。
               <草津温泉 西の河原>    2号
草津温泉で名物、舞茸うどんを食したあと、西の河原湯まで歩いてみた。この大きな露天風呂は昔の大らかさが無くなっていて、板塀で取り囲まれていた。仕方なく毘沙門天風な石像のある公園のモニュメントを描いて引き上げる。
           <万座温泉 石庭風呂>    2号
八箇所も浴槽があり、源泉も何種類かあって泉質も色もそれぞれ異なる。温泉好きには堪えられない。しかも混浴!!。カップルが何組も入ってくる。が、しかし、しっかりバスタオルでガードしている。なってこった。宿が許可してる。
「日本古来の入浴作法はどこにいった。TVの弊害ならん」と同行の友人は悲憤慷慨しきり。
             <奈良原の百体観音>    2号
年末に湯の丸高原スキー場に出かけた。地蔵峠を越えて鹿沢温泉まで、一町おきに百体の観音像が置かれている。新しいものもあるが江戸期からの古いものに味がある。
<夕暮れの蓼科山>  2号
湯の丸の帰り、湯楽里館という温泉施設に寄る。湯上りに上田平を吹き抜ける風が心地よい。
<腰越漁港>  4号
一転して海。年末の写生会で腰越漁港に出かけ富士山を描く。
<二宮 吾妻山公園>  4号
こちらは2月の写生会。吾妻山はいつの間にか菜の花山になっていた。品種なのか私の畑のものと違い、いい匂いがする。
<若宮大路 三河屋酒店>  
鎌倉には、私の年代にとっては懐かしい佇まいの店が数多くある。三河屋もその一つ。遠出が億劫になってきたら、こういう題材を探して歩くのもいいかなと思う。