2013年 暑さの名残り
今年は6月から夏日で残暑も長かった。ところが10月に入り一転真冬並みの気候となり、この間台風、竜巻、大雨と荒れ狂い大変な年でした。そして最後に楽天の日本一で止めを刺されました。
一方私は画風を一変すると約束しましたが、こちらは平穏無事というか相変わらずのマンネリぶりです。世の中の変動ぶりの対極にあります。

今年の収めの絵日記となります。年賀状代わりにご覧頂ければ幸いです。




                               <川場温泉ゆとり庵>      2号
この近くに川場の道の駅がある。一日過ごせると評判の施設です。ブルーベリー園もあり、摘んで食べるだけならば無料です。川場村は太っ腹です。そのせいかどうか田畑の周りにサルや鹿を沢山見かけます。自然との共生もうまくいってそうです。
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                                     <水田八月>    2号
玉原高原に向かう途中、、りんご畑の先に水田が広がっていました。福島の被災地の惨状とつい比較してしまい足を止めました。豊作を予感させる稲田は心安らぎます。
                <玉原高原ラベンダーパーク>  4号
スキー場の斜面がラベンダー畑になっています。翌早朝ここでジョギングしました。宿の主人から熊よけの鈴を持たされたので、りんりん鳴らしながらランベンダーの香り漂う中を気分良く走りました。熊には出合いませんでしたが、早出の従業員に小言をもらいました。時間外入園は困る!と。
           <山下公園にて>  4号
集合場所についてみると誰もいない。今日は写生日のはず?と思ったのがカン違い。近頃こんなこと
が多く、終末期の気配濃厚です。一人寂しく二枚描いて引き上げました。
           <クイーンとランドマークタワー>    4号
9月といっても真夏の日差し、汗を拭きふきやけくそ気味に描きました。クイーンの搭(横浜税関)がビルの谷間にのぞいていたので少しお化粧してやりました。
               <横浜 汽車道>    4号
ここは初めて来た。鉄橋には線路の跡が残っている。この絵を見た先生は「こんなに水がきれいかな」。空の具合もありますがほんとうに綺麗なんです。東京近辺でも感じますが、近頃の水辺は川でも海でもきれいになっています。高度成長期を覚えている私にとって驚嘆すべき事態です、日本という国はたいしたものだと思います。根底にはモラルの高さがあります。残念ながら食品偽装で揺らいでいますが。ガンバレにっぽん。