2013年冬 海の景色
今年の冬は殊のほか厳しい寒さでした。年初のスケッチ始めが江ノ島だったせいか、海に縁があったようで寒さに震えながら描いてきました。
しかし、天気の良い日を選んで出かけたので、海そのものは穏やかで、まるで春の海の風情でした。
                               <江ノ島 稚児ヶ淵>      4号
スケッチ始めが江ノ島とは。リーダーもメンバーの年齢を考えて場所を選定して欲しいとブツブツ言いながら描いていました。でも天気は良いので昼食に入ったイタリアンレストランでは汗ばむほどの暖かさでホッと一息。島内にもいい食事どころが増えてレピーターも増えそう。
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                                     <城ヶ島 安房崎灯台>    4号
城ヶ島の水仙を奨められて訪れた。あまり絵になるところが無いので海岸に降りてみる。ここは、向かいの安房の国を望む場所なので安房崎。この時、次は房総半島に行ってみようかとぼんやり考えた。
                <城ヶ島 ウミウ生息地>  4号
馬ノ背洞門という奇観があるというので歩いていたら奇妙な景色に出会う。案内板によれば、ウミウの生息地で貴重な環境らしい。白っぽく見える岩は糞らしい。ちなみに黒い点々はウミウのつもりです。
           <城ヶ島 馬ノ背洞門>  4号
城ヶ島にこんなダイナミックな景観があるとは知らなかった。現在大規模な補強工事をやっており、
てっぺん付近まで足場が組まれている。写真を撮る人には申し分けないが、そこはスケッチの強みで
消してしまう。
                <犬吠埼>    4号
犬吠埼に行って地球の丸みを感じてきました。家を出てから4時間以上かかり、地球の丸みより地球の外れにまで来たという印象が強い。まずは弁当を食しながら本州最東端の景色を眺めた。
               <犬吠埼その2>    2号
先ほどの場所から海岸近くに降りてくると海の色が違ってみえる。美味そうな魚が泳いでいるようで、夕食に期待がふくらむ。
             <犬吠埼のサボテン>    4号
犬吠埼の反対側に歩いていくとガラリと景色が変わり、広々とした君ヶ浜になっています。廃屋風の建物の周りに立派なサボテンが咲いており奇妙な取り合わせに惹かれて描いてみる。宿はすぐ近くのホテルをとったが期待した食事はとても銚子漁港のものとは思えない味。何としたことか。温泉風呂もイマイチの肌合いだが、点滅する灯台の明かりと満月を眺めながらの露天風呂は結構なものでした。
<佐原 小野川沿い>  2号
犬吠埼の帰りに佐原に立ち寄った。佐原は江戸期の建物群が並ぶ情緒あふれる町。のはずであるが、3・11の後遺症であちこちブルーシート囲いばかり。お目当ての伊能忠敬宅も工事中。江戸期にはこの小野川から荷を積んで江戸市中まで水運を使って運び込んだという。店は寛政年間創業の老舗問屋 。
<佐原 馬場本店酒造>  4号
この店は天和年間(1681年)創業というからかなり古い。もっとも建物は創業当時のものではないが、時代は感じる。
・ここからは、ご近所めぐりです。
<丹沢夕景 鎌倉山にて>  4号
ご近所の年末風景です。この辺りは茅葺き屋根の家も残っています。
<富士黎明>  4号
近くの運動公園からの正月景色です。これが見えた日はいいことがありそうな気分になります。私の早朝ジョギングのご褒美みたいなものです。