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2017年 房総冬景色 |
12月中旬に再度大多喜を拠点にあちこち回りました。 今回は、小湊、いすみ鉄道の駅舎のうち、なるべく侘しいところを選んで訪ねたのですが思わぬ収穫がありました。 最後は鹿野山に出て帰途につきましたが、房総の魅力にはまりそうです。 |
< 小湊鉄道 飯給駅 > 2号 |
いたぶと読みます。途中を切られた桜の古木のある駅舎を描き終わってから、気になっていた黒板を巡らした大きなスペースを覗いてみました。直径20mくらいあり、中にとんでもないものがありました。中央に総ガラス張りの個室があり、その中に便器が一つ置いてあります。女性専用トイレなのです。誰もいないので座してみましたが、露天風呂の趣きです。多分、日本一贅沢なトイレです。 |
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< 小湊鉄道 上総大久保駅 > 2号 |
駅の真向かいに大銀杏があり、それがウリらしいですが、他に何もない無人駅です。ここから山道を走り大福山の展望台へ。しかしがっかりするほど展望がききません。デッキで湯を沸かしてカップラーメンをすする。ラーメンを食べに行ったようなものです。 |
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< 粟又の滝 > 3号 |
今回は水量もそこそこあり滝らしい姿をしていました。さすがにこの時期では、紅葉も散り果ててうら寂しい風景でした。 |
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< いすみ鉄道 東総元駅 > 2号 |
ホームから夷隅川が見えるというので立ち寄りました。右側は切り立った岩壁になっていました。 |
< 作田の町長宅 > 4号 |
前回も描いた場所ですが近づいて眺めました。立派な長屋門を構えた屋敷は町長宅だそうです。通りがかりの人が教えてくれました。ついでに今はだれも住んでいないことも。もったいない以上に、農業経営の将来を象徴しているようでやり切れない思いがします。 |
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< 上総、万木城址からの幻影 > 6号 |
ここから富士山が見えたので驚きました。城の石碑に、小野派一刀流の始祖、小野忠明のことが記されていました。当時神子上典膳としてこの城の家臣であったそうです。それで、当時の面影を偲んで炭焼きの煙も入れて描いてみました。左端の武家が典膳のつもりですが、剣豪らしく見えなくてすみません。 |
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< 夷隅川 > 4号 |
夷隅川に沿ってスケッチポイントを探し、岬町まで下りました。間もなく太平洋です。付近に店が無いので止む無く公民館風の庭で湯を沸かしてカップラーメンを啜りました。 |
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< 大多喜 豊乃鶴酒造 > 2号 |
房総も日が落ちるとかなり冷えてきます。日陰に座って描いたので余計です。宿は前回と同じ大屋旅館なのですぐ近くです。逃げ込んで豊乃鶴を一口飲んで炬燵にもぐりこみました。 |
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< 黒原不動滝 > 2号 |
こみなと鉄道、総元駅の近くにある黒原不動滝です。この川は夷隅川のはずですが、橋には西畑川とありました。上流部の支流なのかもしれません。落差はありませんが存在感はあります。 |
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< 房総スカイラインにて > 4号 |
房総スカイラインを通って鹿野山に向かう途中にPとだけ書いたスペースがあります。展望台風になっているので一枚描きました。前方は鋸山方面です。今日こそは旨い蕎麦屋でもと思っていましたが、またしてもお湯を沸かしてカップラーメンとなりました。天気はいいし、外でピクニックランチも楽しものです。 |
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< 鹿野山 九十九谷 > 4号 |
ここは、かの東山魁夷が画壇に登場するきっかけとなった名作「残照」を描いた場所だそうです。今は、真下にゴルフ場などが出来て印象が変わったようですが、それでも重畳たる山並みは九十九谷という名に相応しい場所です。 |
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< 海ほたる落日 > 2号 |
海ほたるに着いたら丁度落日でした。船が行き交い、飛行機が飛来するので見飽きることがありません。ここで今回の旅の反省会を行って帰途につきました。 |
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・ここからは番外編 |
< 光る海 > 2号 |
今年からボランティア活動を始めた鎌倉、峯山の山頂からの景色です。半島の先端は城ケ島です。整備をしていて何より嬉しいのは、保育園児たちが大勢来てくれるようになったことです。 |
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< 峯山、山頂からの富士 > 2号 |
峯山は篠竹で覆いつくされていました。それを仲間と一年をかけて全て刈り払いしました。もともと山桜の保護活動だったのですが、このように富士山も見えるようになりました。おそらく鎌倉一の展望台でしょう。 |
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< 紅はるかの焼き芋 > 2号 |
今年は、畑に紅はるかの苗を100本植えました。昨年友人からもらった芋が旨かったので全てこれにしました。この品種は焼き芋用に改良したのではないかと思うほど美味です。皮の周りに蜜ができるのでまるで上等なケーキのようです。 |
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< 開港記念広場 > 2号 |
山下公園近くの開港記念広場に植わっている落葉樹がきれいに色づいていました。 |
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< 神奈川県庁 > 4号 |
黄葉の最盛期は過ぎていましたが、近くでTV番組の撮影をしていて大勢の人が集まっていました。 |
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