スイス旅行(3)
ベルン州のあちこち
                                   ★  <ベルンの旧市街>  2号
スイスの首都ベルンも魅力ある街である。駅から旧市街を通り抜ける路はどこもここも歩いているだけで楽しくなる。突き当
りが有名な熊公園で、ベルン州のシンボルでもある熊の意表をつく仕草につい時を忘れる。ここからさらに上るとバラ公園が
ある。この絵は、ここのベンチからの展望で、アーレ川に囲まれた大聖堂と旧市街地の様子が見て取れる。
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                                     <ブリエンツ湖俯瞰>  2号
インターラーケンとグリンデルワルトの途中にヴィルダースヴィルという駅があり、ここからおもちゃの様な可愛い登山電車
が出ている。終点にシーニゲプラッテという植物園がある。エーデルワイスといえばスイスの国花であるが、今では普通の
登山道ではお目にかかれない。そこで、ここにあるというので一日訪れた。念願のご対面を果たしたあと歩いて下山し、疲
れたので途中で電車に乗ることにした。この駅はブリエンツ湖の展望台となっており、眼下にえもいわれぬ色合いの湖が
俯瞰できる。氷河が削りとった岩石を含むためこのような色調になるらしい。
                       <トゥーン城にて>  2号
ベルンとインターラーケンの途中にトゥーン湖に面したトゥーンという小さな街がある。ベルンを小ぶりにしたような街で気に
入っている。高台に城と司教館があり、城は内部が博物館になっていて、なかなか興味深い展示品がある。牢屋には捕虜
を繋いでいた鎖が残されていて生々しい。多分身代金目当ての身分の高い騎士などを幽閉していたのであろう。城の最
上階に小さな窓を備えた見張り台がある。窓の構造が面白いのでスケッチしてみた。