水彩画で描く旅先スケッチ
     吉田善作

  アーカイブのリスト
 2020年以前    
     
 2021年前半の景色  
 2021年 後半の景色    
 

     2021年 後半の景色
   
 
前半同様で殆ど出掛けませんが、11下旬に所用で京都に
 行きました。久しぶりの遠出です。
  

 
 < ベルニー公園 > 2号
 JR横須賀駅前にある公園です。幕末の勘定奉行小栗上野介が招いたベルニーがここに製鉄所、造船所を建設し、日本の近代化の第一歩となったことを記念しています。
 
< ベルニー公園の胸像 >  4号
 フランス人技師ベルニーと勘定奉行小栗上野介の胸像がここに移設されています。明治政府はこの有能な小栗を斬首刑にしていますが、生きていれば渋沢栄一同様の活躍をしたに違いありません。惜しいことをしたものです。
 ・
 
< 寂光院 茶席弧雲 >  2号 
大原の寂光院は、言うまでもなく安徳天皇の生母、建礼門院ゆかりの寺ですが、先年本堂が消失しました。茶席の方は無難だったようで分厚い苔に覆われた屋根がありました。 
 ・
 
 < 大原の人里>  4号
寂光院近くの人里です。昔から変わらない風景なのでしょう、懐かしい気分になります。
 ・
 
 < 銀閣寺橋>  2号
銀閣寺に入る時この橋を渡ります。川の名を地元の人に尋ねたら、川ではなく琵琶湖疎水だと言われました。つまり銀閣寺が作られた頃には無かった風景です。
 ・
 
 < 銀閣寺 >  2号
境内ではスケッチ禁止なので写真を見て描きました。こんもりと盛り上がった砂山が印象的でした。
・ 
 
< 京都 圓通寺 >  4号
この寺の広間から見た比叡山を絶賛する人が大勢います。ところがここもスケッチ禁止です。仕方なく寺を出て裏の墓苑で出会った景色です。紅葉した木はハナミズキでした。
 ・
 
< 大津 園城寺門前 >  4号 
京都の帰りに、一日大津に立ち寄りました。壬申の乱の起った頃は、ここに都(天智天皇の近江宮)がおかれていた古都です。広大な境内でNHK時代劇「雲切仁左衛門」のロケをやっていました。前を歩く人は町人姿の出演者です。
・ 
 
 < 三井寺 三重の塔 >  2号
 園城寺は三井寺とも言われます。この塔は家康の寄進だそうです。やや傾いて見えるのは私の眼の歪みですのでご安心下さい。
・ 
 
 < 石山寺仁王門 >  2号
 紫式部が源氏物語の着想を得たとされる石山寺も大津にあります。ドロップフット状態の私には駅からの距離があり過ぎて仁王門であえなくダウン。連れ合いが参詣している間、門前で石餅を食っていました。
 ・
 
 < 峯山の尾根道 >  2号
 殿入り口ルートのこの辺りは植物園風になっています。樹名板を眺めたり、イヌビワの実を摘んだりとイベント時の人気スポットです。
・ 
 
< 藤沢 新林公園 >  4号 
 今年最後のスケッチ会は生憎の雨でした。この絵は、古民家前の梅林です。
 ・
 
 < 新林公園内の古民家にて >  2号
 写真を基に描いた絵です。殺風景なので囲炉裏に炭を加えましたが足りませんねぇ。本当に描きたかったのは左端の黒光りした大黒柱(多分栗材)ですが、余分なものを描き過ぎました。ここが写真絵の弊害といえます。
・ 
 
< 峯山の杉林 >  4号 
ここは切り株が隠れていて危険なので今まで歩く範囲を制限していました。そこで思い切って何処でも走り回れるように整備しました。効果てき面、子供たちが遊び回るようになり、また、大勢の人が利用するようになりました。整備の甲斐があったというものです。 
 ・